こんにちは!
広報担当の赤木です。
最近かんきつでヤガ類の被害相談が非常に多くなっております。
写真の様に丸く被害が出て、腐れてしまいます。
ヤガ類の対策として、エクシレルSEをご紹介します。
エクシレルを事前に散布しておけば吸汁しに来たヤガ類が農薬を飲み込み、そのまま筋肉を硬直させる薬です。
そのため、飲み込むことも動くことも出来なくなるといった効果があります。
また、炭疽病の被害も多くご相談があります。
この原因は主に日焼けです。
みかんに白いテープやネットをかけている方もいらっしゃいますが、面積が大きい方には全ての対策が難しいと思います。
そこで、クレフノンなど白く着く資材を使用して頂き、反射で日焼けを予防して頂くなどの対策があります。
かんきつ農家の皆さん是非ヤガ類と炭疽病の状況を確認していただき、適切な対応をお願いいたします。
※この投稿をご覧いただいた皆様へ
ヤガの対策に「エクシレルSC」と表記していましたが、正しくは「エクシレルSE」でした。訂正しお詫び申し上げます。
こんにちは!
広報担当の赤木です。
今回は柑橘類の浮皮軽減、着色を遅らせることを目的とした農薬散布試験を行いました。
使用した農薬はジベレリンとジャスモメートです。
【試験散布内容】
原倉、ジベレリン3ppm、ジャスモメート2000倍 品種:南柑20号
野出、ジベレリン3.3ppm、ジャスモメート2000倍 品種:豊福
天水、ジベレリン1ppm、ジャスモメート2000倍 品種:興津
【散布方法】
1反当たり200~300ℓ散布
【使用時期】
9月~9月中旬まで(収穫45日前まで)
【製品の特徴、注意点】
・根には触らず皮自体に働きかけるため樹勢が弱ることはない
・内なりには散布せず外なりに散布すること(内なりに散布すると色がきにくい)
・浮皮が出てから散布してもあまり効果が見られない
・ジベレリンとジャスモメート以外の混用はできない
試験結果は後日改めてご報告するので、チェックをお忘れなく!